委員会6 パークゴルフ場の運営を考える専門委員会


基本方針

①地域の親睦を図りつつ、西神楽さと川パークゴルフ場の円滑な運営体制を構築し、運営管理を行います。

②パークゴルフ場の今後の継続的な共用と品質の向上を図るため、芝生の適正な管理に努めます。

③パークゴルフ場は運営管理委員会で、安全管理に万全の配慮を行い、無事故での運営を目指します。

④パークゴルフ場の広報活動に努め、旭川市並びに近隣地域に周知を図ります。
⑤適正な事業収入と収支管理により、健全な事業収支を達成します。
  

平成21年、地域住民による手づくりパークゴルフ場の起工開始以来10周年を迎えました。

平成22年災害に逢った、せせらぎ川の水門を整備し、水量を確保し、小学校のビオトープづくりが、より良くなるようにしました。 

 

 

< 西神楽さと川パークゴルフ場10年間をふり返って >

 

 平成11年の夏、地域老人クラブより美瑛 川河川敷にパークゴルフ場を造ってほしいとの 要請があり、各関係機関と協議を開始します。

 建設予定地である11号河川敷は、その幅・長さ、そして景観が申し分なく、早速計画を進 めていくことを決定します。

 平成12年1月6日、地域住民や関係機関の方々110数名が集まり「建設準備会設立総会」が開催されます。これまで、西神楽地区でグラウンドワーク運動を展開し、自らも参加してきた日本工業大学助教授 岩隈利輝先生より、住民自らの手で整備する具体的方策の説明を受け、住民による住民のための住民の施設として、自分たちに見合った「身の丈ほどの計画案」(仮称)美瑛川パークゴルフ場造成計画がスタートしました。雪どけと同時に、旭川市管理地

である黎明広場の雑草を刈り取るだけの小規模なパークゴルフ場(18ホール)を、8月15日に完成し、仮の施設で楽しみながら、次の作業に取り組んでいくこととします。

 当年9月、旭川開発建設部河川事務所より、試験的に3コース分の河道整備をして、9月中旬に播種および管理体制に入ります。

 平成13年、試験的に造成をした3ホールの管理として、芝生刈り、散水作業等、みんなの努力で、素晴らしい芝生が出来ます。8月下旬より、旭川河川事務所の再度の河道整備の支援を受け、残り6ホールの造成工事に取りかかります。草の根拾い、石拾い等住民パワーを遺憾なく発揮し、10月下旬に予定をしていた年度事業を終了しました。

 平成14年融雪後、地元住民でOB杭作り、散水用の配管設置、そして整地をし草の根を拾い、石を拾って、6月15日に肥料蒔き・播種をしました。種子・肥料は、旭川市より現物支給となり、地域総出の作業となりました。

 9月下旬より、旭川河川事務所河道整備支援を受け、残り9ホールの造成に取りかかります。すでに完成している9ホールは、散水・芝刈りに頑張った住民を祝福するかのように素晴らしい芝が育っています。

 平成15年2月に申請した河川環境管理財団の助成が決定し、その資金で国道沿いの看板および現地コース案内板の作成に取りかかります。融雪後は、ティーグラウンドマットつくりや整地作業を進め、6月16日に、本年も旭川市より種子・肥料の現物支給を受けて播種します。

以来先行造成の済んだ9ホールは25回、6月播種の9ホールは15回の芝刈りに汗を流しました。平成11年から5カ年をかけて、西神楽地域で進めてきた「グラウンドワーク運動」の集大成として出来上がった「さと川パークゴルフ場(18ホール、940M、PAR66)」は、地域住民の汗の結晶であり、これまでの苦労を笑ってお話が出来る『オープニングセレモニーおよび完成祝賀会』を、平成15年10月13日に、建設に関わった関係団体・地域住民、ご来賓の方々など多くの協賛者とともに開催しました。

 平成16年9月2日現在のC・Dコースの処を試験堀し、18ホールの土壌を確認、10月14日からC・Dコースの造成工事が始まりました。17年4月雪解けを待って、造成を継続し、コースレイアウトを決め、整地・草の根撤去・石拾い・堆肥蒔き・肥料蒔きなど、地域労務ボランティアの努力で、18,000㎡の整地を終えました。

 6月3日より、芝生の種子蒔き、その後芝生の管理、灌水用配管の敷設、駐車場砂利の不陸整正を行い、スプリンクラーでの灌水を続け、芝生の育成に努めました。

 平成17年の大雨による美瑛川の増水により、下記のように、完成したばかりのC・Dコー スの半分以上が水の下になり、一時はどうなるかと思われたが、会員総出で水の引き際に、ゴミを流しながら、また芝生を水洗いしながら泥水を排出しました。1週間後には、水の下になっていた芝生も復活し、全員が安堵しました。

 下記の写真は、その時の様子を撮影したものです。